今回のおとなじかんのワイン会は目玉ワインをお楽しみいただけるプレミアム企画を開催します!目玉は、1976年 ワインの歴史を大きく変化させた大スキャンダル『パリスの審判』で赤ワインのトップに輝いたカリフォルニアのワイナリーが『スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ』。フランス一強と言われていた1970年代、ワインの歴史を大きく動かしたカリフォルニアワインです。その他、エキスパートが厳選したワインを全8種以上取り揃えています。恵比寿ガーデンプレイス最上階からの夜景をバックに、ワイン史に名を残した逸品を楽しめる贅沢な大人の時間を満喫しましょう♪
今回のワイン会
2023年10月の第1土曜日10月7日のディナータイムにおとなじかんのワイン会を開催します。
今回のワイン会は、目玉ワインをお楽しみいただけるプレミアム企画を開催します。
皆さまは、『パリスの審判』という言葉をお聞きしたことはございますか?
これは、トロイア戦争の発端とされる、イリオス王プリアモスの息子パリスが、ヘラ、アプロディテ、アテナの三美神のうちで誰がもっとも美しいかを判定させられたことをいうギリシャ神話の一挿話です。
1976年フランスのパリにて、ワイン版『パリスの審判』なる、フランスワインvsカリフォルニアワインのブラインドティスティング対決が行われました。
※詳細は以下に記載しておりますので、是非ご覧ください。
クオリティーの高いワイン=フランスワインという、フランス一強のワイン界であった当時、誰しもがフランスワインが圧勝すると疑う余地を持っていないブラインドティスティング大会でした。
しかし、何と結果は白ワイン・赤ワインともにTopに輝いたのはカリフォルニアワインだったのです。
それは、ワインの歴史上とても大きな意味を持つ重大な事件でした。
なぜなら、カリフォルニアワインが世界に認められるようになったのはもちろんのこと、フランスワインだけが良いワインと思われていた価値観から、『ニューワールド』と言われる国々のワインの価値もしっかりと評価されるきっかけとなったからです。
そのような、ワイン史に名を残した『パリスの審判』で赤ワインのトップに輝いたのが『スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ』のカベルネ・ソーヴィニヨン1973(現S.L.V.)。
今回の目玉ワインは『パリスの審判』で一躍有名となったワイナリー『スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ』のワインをご用意させて頂きます。
是非、歴史に名を残したワイナリーのワインを味わいながら大人の会話に華を咲かせていただけましたら幸いです。
会場は、恵比寿ガーデンプレイスの最上階。
39階からの絶景を愛でながらワイングラス片手におとなの交流をお楽しみください。
また、目玉ワイン以外にも、シャンパーニュや白ワイン・赤ワインもご用意し全8種類以上のワインをお愉しみ頂けます。
ウェルカムスパークリングで乾杯後、スタッフがワインをサーブいたしますのでお好きなワインを思う存分お愉しみください。
注)目玉ワインは限りがございますため、お一人様1杯とさせて頂きます。
お一人参加や初参加の方が多いのがおとなじかんのワイン会です。
毎回、9割以上の方がお一人でのご参加ですが、その場で仲良くなられ二次会へ行かれる方が多いのも特徴です。
初めての方も是非お気軽に、楽しく美味しい贅沢な大人の時間を過ごしにいらしてください。
おとなじかんのワイン会とは
おいしいワインやお食事とともに、同世代の参加者同士で交流と出会いを楽しむワインパーティーです。ワインエキスパートが7種類前後のワインを厳選してご用意します。
交流が中心のためワインに詳しい必要はありません。男女比は毎回5:5〜4:6程度、8割以上の方がお一人参加です。
気軽な交流を楽しめる半立食のビュッフェスタイルです。席替えタイムなどはなく、会話や連絡先交換は各自のタイミングで自由となっています。
※一部イベントでは着席・ローテーション式のイベントもございます。
美味しいお酒や食事を愉しみたい、少し余裕のある男女が集まりつながる会です。ぜひ色々な方との交流をお楽しみください♪
■おとなじかんって?
おとなじかんは「おとな世代がつながる上質な時間」をコンセプトに、ワイン会・日本酒会・お食事会を開催しています。ひとりの方も初めての方も気軽に参加できる、ゆるいコミュニティです。
「初参加だから不安」「一人参加でも大丈夫?」「お酒は詳しくないし…」という方もご安心を。
初めてお一人で参加される方が多く、ワインや日本酒を楽しく美味しく味わうことを目的とした、どんな方もご満足頂ける内容の会です。おとなじかんのメンバーと皆さんで、楽しく美味しく幸せな時間を満喫しましょう。
今回のワイン
こちらに、当日お出しするワインの一部をアップしています。
当日は、ワインリストもご用意いたします。
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ ”アルテミス” カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー
ワインの歴史を塗り替えた元祖カルトワインの筆頭格!
- 産地:アメリカ/カリフォルニア州/ナパ・ヴァレーAVA
- 生産者:スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ
- ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン98%、マルベック1%、プティヴェルド1%
- タイプ:赤/フルボディ
- テイスト:辛口
【Tasting Note】
モカ、チョコレートで覆われたブラックチェリー、砕いたラズベリー、オリーブ、タイム、杉やスパイスのニュアンスも。表現力豊かなアロマが広がります。リッチで風味豊かなこのワインは、きめの細かいタンニンで素晴らしい骨格を持ちながらも柔らかい構成。味わいは心地よいブランブルベリーの含みがあり、トーストしたオークやスパイスの含みがあり、長い余韻が楽しめます。
1976年、世界中のワイン関係者を震撼させた事件が起きました。
それは、1970年代 ワイン界の頂点に君臨し続けていたフランスワインを新参者のカリフォルニアワインがことごとく打ち倒したというワイン史上の大事件です。
以下に簡単に『パリスの審判』の内容をご説明します。
1970年代、質のいい高級なワイン=フランスワインという時代。
アメリカ合衆国が独立200周年をむかえた1976年、フランスとアメリカの友好を記念して、パリでワインショップ&スクールを経営する実業家スティーヴン・スパリュア(アカデミー・デュ・ヴァンの創始者)が、とあるイベントを企画します。
それが、フランスワインVSアメリカワインのブラインドテイスティング対決でした。
当時の価値観では「いいワイン=フランス産」があたりまえ。フランス以外の国のワインがフランスワインを超えるなどありえないことでした。
しかも、フランスワインの顔ぶれは、バタール・モンラッシェ、ムートン、オー・ブリオンといったそうそうたる銘柄。
審査員は、かの有名なドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者やAOC委員会の首席審査官、有名なワイン専門誌の編集者など、当時のフランスワイン界屈指の大物ばかり。
誰しもがフランスの圧勝を、疑う余地なく予想していたのです。
1976年5月24日、プレスとして米国『タイム』誌の記者ジョージ・テイバー氏をむかえ、イベントが決行されました。
その結果はなんと!!!赤、白ともにカリフォルニアワインが1位にランクイン。
白ワインの1位は「シャトー・モンテレーナ」のシャルドネ、赤ワインの1位は「スタッグス・リープ・ワインセラーズ」のカベルネ・ソーヴィニヨンが獲得しました。
この誰も予想だにしなかった結果は、当時の常識からすると、大大大大スキャンダルでした。
フランス最高峰のワインがカリフォルニア勢に負けたなんて…ましてや、フランスワイン界の重鎮たちがその判定をくだしてしまったなんて…。
米国『タイム』誌のジョージ・テイバーは、この事件を有名なギリシャ神話の挿話になぞらえて『パリスの審判 Judgment of Paris』と表現し、記事をすぐさま発表します。
「考えられないことが起きた。カリフォルニアがフランス勢をことごとく打ち倒したのだ……」
このワイン史上の大事件が引き金となり、カリフォルニアワインは世界から注目を集め、一気にその地位を向上させました。
また、アメリカ以外の「新世界」と呼ばれるワイン生産国にスポットがあたるキッカケにもなり、ワイン業界は激動の時代に突入していきます。
このあまりにもセンセーショナルな事件は、2008年にアメリカで公開された「ボトル・ドリーム〜カリフォルニアワインの奇跡〜」でも映画化されています。
とても興味深い映画ですので、ワイン会の参加前に観られるとよりワイン会が楽しめると思います。
今回の会場
今回の会場は恵比寿ガーデンプレイス39Fのオーストラリア料理レストラン「South」。なんといっても、店内の開放的な窓に臨む絶景に目を奪われます。
モダンでスタイリッシュな店内。景色はもちろん、オーストラリアの先住民アボリジニーの美しいアートを鑑賞しながらいただくお酒やお食事に気分も上がります♪
多様な調理法が駆使され、様々なハーブ、スパイスを使うオーストラリア料理に舌鼓を打つこと間違いなしです!
洗練された空間と絶景の中、美味しいお酒とお食事を愉しめば会話も一層弾むもの。おとなじかんの参加者の皆さまで、ぜひ楽しいひとときをお過ごしください。
当日の流れ
当日は直接会場へお越し下さい。時間になりましたら、皆さまで乾杯しましょう♪
18:15-18:30 | 受付・ウェルカムスパークリング提供・アイスブレイク |
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18:35- | 乾杯 |
18:40- | お食事開始 |
20:25- | ワインの写真撮影・終了のお声がけ |
20:30 | 終了・ご退席 |
イベント詳細
会場地図
South(サウス)
恵比寿ガーデンプレイス最上階からの眺望を一望できるリゾートダイニング