60代の出会いは、目的を「再婚」「恋人」「茶飲み友達」のどれにするかを先に決め、60歳が参加できる場を2つ選んで併用すると見つかりやすくなります。60代の約3人に1人は配偶者のいない独身で、2024年に再婚した60代は男女合わせて8,000人を超えています。
この記事では、60代が使える出会いの場8つを費用と向く目的で比べ、年齢条件の見方と、3か月続けたときの費用の目安をまとめました。
「この年齢で出会いを探すのは気恥ずかしい」「若い人ばかりの場で浮きたくない」。そんなためらいがある方に向けて、同世代が集まる場の探し方と、ロマンス詐欺や勧誘を避けるための線引きも紹介します。料金は2026年10月時点の各公式サイト記載です。
- 60代の出会いは珍しい?統計で見る同世代の独身と再婚の数
- 60代の出会いの場はどう選ぶ?目的・年齢条件・安全性の3つの基準
- 60代の出会いの場8つを比べると?費用と向く目的の一覧
- 60代の出会いに交流会・婚活パーティーは向いている?
- 60代の出会いにマッチングアプリは使える?50歳以上限定の選び方
- 60代の出会いを再婚につなげるなら?結婚相談所と自治体の窓口
- 60代の茶飲み友達・趣味仲間との出会いはどこにある?
- 60代の出会いを次につなげるには?初対面の会話と2回目の誘い方
- 60代の出会いの費用はいくら?3か月続けたときの目安
- 60代の出会いで気をつけたいことは?詐欺と勧誘の見分け方
- 60代の出会いに関するよくある質問
- まとめ|60代の出会いは目的を決めて2つの場を併用するのがおすすめ
60代の出会いは珍しい?統計で見る同世代の独身と再婚の数

60代の出会いは、数字で見ると決して珍しいことではありません。同世代の独身は多く、60代で結婚する人の大半は再婚です。
60代の約3人に1人が独身
2025年の国勢調査をもとに計算すると、60代の約30.5%、約458万人が配偶者のいない独身です。男性は約225万人、女性は約233万人で、男女の人数はほぼ同じです。
内訳には違いがあります。60代女性は死別・離別が約20.3%、未婚が約10.3%、60代男性は未婚が約19.1%、死別・離別が約11.4%です。
60代の結婚の8割以上が再婚
2024年に結婚した60代の夫6,232人のうち約85%、妻3,354人のうち約88%が再婚でした。60代の再婚は夫5,290人・妻2,964人で、夫の再婚は1980年の約3倍に増えています(人口統計資料集2026より計算)。
一度は家庭を持った人が、もう一度パートナーを探すのは自然な流れになりつつあると感じます。出会いの場でも、死別や離別を経験した人どうしが話すことは珍しくありません。
60代の出会いの場はどう選ぶ?目的・年齢条件・安全性の3つの基準

60代の出会いの場は、目的、参加できる年齢、安全への配慮の3つで選ぶと失敗が減ります。どれも申込みページで確かめられる項目です。
再婚・恋人・友達の目的
まず、結婚まで考えるのか、恋人や話し相手がほしいのかを決めることが近道です。再婚が目的なら独身証明を求める結婚相談所や自治体の窓口、恋人や友達なら交流会やサークルが向いています。
目的があいまいなまま参加すると、相手との温度差に疲れてしまうことがあります。迷うときは「まず話し相手から」と決めておくと気が楽です。
60歳が入れる年齢条件
出会いの場の多くは年齢の上限があり、60代が参加できる会は思ったより限られます。東京都のイベントカレンダーに過去掲載された対面の会216件のうち、60歳が参加できたのは9件でした。
年齢は「50〜60代」「55〜70歳」のような幅のほか、「1955〜1970年生まれ」のように生まれ年で指定されることもあります。申込み前に、自分の生まれ年が入るかを確かめると安心です。
通える範囲と開催の曜日
続けやすさを考えると、自宅から無理なく通える場所と曜日で選ぶことも大切です。おとなじかんの交流会の開催地は東京・大阪・神戸・名古屋・福岡・札幌で、10月下旬から11月に掲載されたワイン会・日本酒会はすべて土曜日の開催でした。
地方に住んでいる方は、近くで開かれる会が少ないこともあります。その場合は、場所を選ばないアプリや、県の結婚支援センターのオンライン相談と組み合わせると、出会いの機会を減らさずに済みます。
本人確認と独身の確かめ方
安全面の最低ラインは、受付やアプリで身分証による本人確認があるかどうかです。結婚相談所や自治体の結婚支援センターは独身証明書の提出が必要で、既婚者が紛れにくい仕組みになっています。
60代の出会いの場8つを比べると?費用と向く目的の一覧

60代が参加できる主な出会いの場を、費用の目安と向く目的で並べました。費用は2026年10月時点の公式サイトの掲載例です。
| 出会いの場 | 費用の目安 | 向く目的 |
|---|---|---|
| 年代指定の交流会 | 1回8,900円など | 恋人・友達 |
| 年代別の婚活パーティー | 1回数千円 | 恋人・再婚 |
| シニアサークル | 男性5,900円・女性3,000円など | 友達・恋人 |
| 50歳以上限定アプリ | 男性月4,500〜5,000円 | 恋人・再婚 |
| 結婚相談所 | 月会費1万円台〜 | 再婚 |
| 自治体の結婚支援 | 無料〜2年1万円台 | 再婚 |
| 一人参加ツアー | ツアー代金 | 友達 |
| 趣味の教室・ボランティア | 無料〜月謝 | 友達 |
表で見ると、費用の差は「1回ずつ払うか」「月額で払うか」にあります。最初の1か月は、1回払いの交流会と、無料で始められるアプリの組み合わせから試す方法もあります。
50代向けのイベントも含めてもっと候補を見たい方は、50代〜60代シニアの交流・出会いのあるイベントもあわせてどうぞ。
60代の出会いに交流会・婚活パーティーは向いている?

交流会や婚活パーティーは、顔を見て話してから相手を選べるので、60代の出会いの入り口に向いています。年代を指定した会を選ぶのがポイントです。
年代指定の交流会
おとなじかんの交流会には、50〜60代を対象にした会や、生まれ年で区切った会があります。2026年11月14日の熟成ワイン会は50〜60代が対象で、参加費は飲食代込みの8,900円です。
10月中旬に掲載されていた東京の少人数お食事会19件のうち、60歳が参加できる会は8件ありました。4〜10名の完全着席なので、大人数の場が苦手な方でも会話に入りやすいと思います。
年代別の婚活パーティー
結婚相手を探したいなら、年齢の幅を絞った婚活パーティーが候補です。OTOCONでは「男性57〜72歳位・女性52〜65歳位」のように年齢を区切った会があり、受付で本人確認書類の提示が必要です。
OTOCONは1対1で順番に自己紹介する形式なので、自分から話しかけるのが苦手でも全員と言葉を交わせます。アッシュでも、梅田で60代・70代の食事会を開いた例があります。
シニアサークル
友達づくりから始めたい方には、50〜60代中心のシニアサークルもあります。シニアサークルメモリーは東京・横浜・大阪・名古屋で開催し、通常の参加費は男性5,900円・女性3,000円、年齢の近い人ごとに席を分けています。
60代の出会いにマッチングアプリは使える?50歳以上限定の選び方

マッチングアプリは、60代でも年齢の下限があるものを選べば同世代と出会えます。外出の回数を増やさずに相手を探せるのが強みです。
50歳以上が集まるハハロル
ハハロルは公式サイトで「全ユーザーが50歳以上」「50代・60代を中心とした独身の方が活動」と案内するアプリです。女性は基本機能が無料、男性はメッセージから有料で、毎月払いは4,500円、3ヶ月プランは10,000円です。
AIが自己紹介づくりを手伝う機能があり、スマホの文字入力に自信がない方も始めやすいと思います。全員に公的書類での本人確認を行い、24時間の監視体制をとっています。
ハハロルをチェック50歳以上専用のGoens
Goensは50歳未満が登録できない、50代以上の独身専用のアプリです。女性はいいね・メッセージが無料、男性は1ヶ月5,000円・3ヶ月11,700円です。
アプリ選びをもう少し詳しく比べたい方は、熟年のマッチングアプリおすすめ5選が参考になります。
60代の出会いを再婚につなげるなら?結婚相談所と自治体の窓口

再婚を前提に探すなら、独身証明書を提出する結婚相談所や自治体の結婚支援センターが安心です。相手も結婚を考えている人に絞られます。
45歳以上向けの結婚相談所
結婚相談所には、オーネットスーペリアのように男女45歳以上を対象にしたサービスがあります。公的な独身証明書の提出が必須で、月会費は12,100円です。
相談所は費用がかかる分、仲人やカウンセラーの手助けを受けられます。どこを選ぶかで迷う方は、おとな縁結びで結婚相談所の違いを比べられます。
年齢上限のない自治体の結婚支援
自治体の結婚支援センターには、年齢の上限を設けていないところがあります。東京都のAIマッチング「TOKYO縁結び」は18歳以上の独身で都内に住む・働く・学ぶ人が対象で、登録料は2年間で11,000円です。
地方では、あきた結婚支援センターの2026年のイベント132件のうち60歳以上が参加できる会が29件、広島のこいのわでは今後のイベント111件のうち5件でした。地域で差が大きいので、住んでいる県の窓口を一度のぞいてみる価値はあります。
60代の茶飲み友達・趣味仲間との出会いはどこにある?

恋愛を急がない60代には、友達づくりの場から入る方法もあります。共通の楽しみがあると、会話が自然に続きます。
一人参加限定の旅行ツアー
クラブツーリズムのひとり旅は、参加者全員が一人参加のツアーです。宿泊ツアーは1名1室が確約で、国内は50〜70代の参加者が多いと案内されています。
同じ景色を見ながら話せるので、初対面でも話題に困りにくいのが良さです。選び方とマナーは50代の一人旅ツアーと出会いで紹介しています。
趣味の教室とボランティア
公民館の講座や地域のボランティアは、費用をかけずに人と知り合える場です。ボランティアの相談・受付は、市区町村のボランティアセンターで行っています。
なお、50代以上向けの趣味のSNS「趣味人倶楽部」は、規約で異性交際に関する書き込みを禁止しています。恋人探しではなく、趣味仲間を探す場として使うのがルールに沿った使い方です。
60代の出会いを次につなげるには?初対面の会話と2回目の誘い方

60代の出会いは、会えたあとの一言で次があるかが変わります。若いころの恋愛の進め方を思い出すより、今の暮らしの話から入るほうが自然です。
今の暮らしと楽しみの話題
初対面の60代どうしなら、仕事の肩書きより「最近楽しんでいること」の話題が会話を広げます。散歩のコース、通っている教室、旅行の予定など、相手が答えやすい質問を1つ用意しておくと安心です。
死別や離別の話は、相手から話してくれたときに耳を傾ける程度で十分です。こちらから詳しく聞かないほうが、相手も肩の力を抜いて話せます。
2回目は昼の短い約束
2回目の誘いは、昼間のお茶や1時間ほどの散歩など、短くて断りやすい約束がおすすめです。夜の食事より負担が軽く、相手も気軽に返事ができます。
会ったあとに「今日はありがとうございました。楽しかったです」とひとこと送るだけでも、印象はぐっと良くなります。返事のペースは人それぞれなので、すぐに返ってこなくても焦らずに待つのが大人の余裕だと思います。
子どもや家族への伝え方
再婚まで考える相手ができたら、子どもや家族には早めに「会っている人がいる」と伝えておくと、あとで話がこじれにくくなります。相続や住まいの話は、関係が深まってから専門家も交えて考えれば十分です。
60代の出会いの費用はいくら?3か月続けたときの目安

60代の出会いの費用は、月1回の交流会とアプリを3か月併用すると、男性で3万円台後半、女性で2万円台後半が目安です。
男性は3か月で約36,700円
男性が交流会(8,900円)に月1回参加し、ハハロルの3ヶ月プラン(10,000円)を併用すると、3か月の総額は36,700円です。交流会だけなら26,700円、アプリだけなら10,000円になります。
女性は3か月で約26,700円
女性はハハロルの基本機能が無料なので、交流会に月1回参加する費用が中心になり、3か月で26,700円です。シニアサークルメモリーの女性料金(3,000円)に置き換えれば、3か月で9,000円に抑えられます。
続けるうちに合う場がわかってきたら、費用をそちらに寄せていくと無駄が減ります。
60代の出会いで気をつけたいことは?詐欺と勧誘の見分け方

60代の出会いでいちばん気をつけたいのは、ロマンス詐欺と勧誘目的の参加者です。お金の話が出たら、そこで立ち止まるのが基本です。
ロマンス詐欺の入り口
警察庁の集計では、2025年のSNS型ロマンス詐欺の被害者の75.6%が40〜60代で、きっかけの32.7%がマッチングアプリでした。会ったことのない相手から投資や送金の話が出たら、やりとりをやめて警察相談専用電話の#9110か消費者ホットライン188に相談できます。
勧誘目的の参加者
おとなじかんのように、ネットワークビジネスや保険の勧誘を目的にした参加を規約で禁じている交流会もあります。それでも誘われたときは、その場で返事をせず、主催者に伝えるのが安心です。
早い段階でLINEなどアプリの外へ誘う相手にも注意が必要です。連絡先の交換は、会って信頼できると感じてからでも遅くありません。
60代の出会いに関するよくある質問
Q. 60代で出会いを探すのは恥ずかしいことですか?
A. 恥ずかしいことではありません。60代の約3人に1人は独身で、2024年に再婚した60代は男女合わせて8,000人を超えています。
Q. 60代女性でも参加できる出会いの場はありますか?
A. あります。50〜60代を対象にした交流会や、50歳以上の独身だけが使えるアプリがあり、女性は無料や低料金で使えるものが多くあります。
Q. スマホが苦手でもマッチングアプリは使えますか?
A. 使えます。ハハロルのようにAIが自己紹介づくりを手伝うアプリもあります。不安なら、まずは対面の交流会から始める方法もあります。
Q. 一人で参加しても浮きませんか?
A. 一人参加が多い会を選べば浮きにくいです。おとなじかんの公式FAQでは、参加者の約8〜9割が一人参加と案内しています。
Q. 再婚を考えるなら、どの出会いの場がいいですか?
A. 独身証明書を提出する結婚相談所や、自治体の結婚支援センターが向いています。相手も結婚を考えている人に絞られるので、話が早く進みます。
Q. 茶飲み友達だけがほしい場合はどうすればいいですか?
A. 一人参加限定のツアーや趣味の教室、友達づくりを目的にしたシニアサークルがおすすめです。恋愛目的の場と分けて考えると気が楽になります。
まとめ|60代の出会いは目的を決めて2つの場を併用するのがおすすめ

60代の出会いは、同世代の独身が約458万人いて、60代で結婚する人の8割以上が再婚という、珍しくない一歩です。
まず「再婚」「恋人」「茶飲み友達」のどれを目指すかを決め、60歳が参加できる年齢条件の場を2つ選んで、3か月ほど続けてみるのがおすすめです。費用は男性で3万円台後半、女性で2万円台後半が目安になります。
お金の話をする相手からは距離を置き、本人確認のある場を選べば、安心して新しいつながりを広げられます。まずは同世代が集まる会をのぞいてみませんか?



コメント