60代の婚活は遅くない|結婚相談所・アプリ・自治体の4つの方法を費用で比べ、入籍前に決めたい年金と相続

60代 婚活 60代の出会い

60代の婚活は遅くありません。2024年に結婚した60代の8割以上は再婚で、60代の夫の再婚は1980年の約3倍に増えています。

60代の婚活は、入籍・事実婚・別居婚のどれを目指すかを先に決め、独身証明のある結婚相談所か自治体の窓口と、交流の場を併用するのが近道です。

「この年齢で相手が見つかるのか」「相談所にいくらかかるのか」「年金や相続はどうなるのか」。そんな不安を持つ方に向けて、60代が使える4つの婚活の方法を費用と年齢条件で比べ、入籍前に話し合いたいお金と住まいのことをまとめました。料金は2026年10月時点の各公式サイト記載です。





  1. 60代の婚活は遅い?統計で見る60代の結婚と再婚
    1. 60代の結婚の8割以上が再婚
    2. 60代の約3人に1人が独身
  2. 60代の婚活は何から始める?結婚の形と目的を決める
    1. 入籍・事実婚・別居婚の3つの形
    2. 相手に伝える自分の条件
  3. 60代の婚活の方法4つを比べると?費用・年齢条件・独身の確かめ方
  4. 60代の婚活に結婚相談所は向いている?費用と選ぶときの目安
    1. 45歳以上向けの相談所
    2. 1年続けたときの総額
  5. 60代の婚活でアプリ・婚活パーティーを使うなら?
    1. 40代以上中心の婚活アプリ
    2. 年齢を区切った婚活パーティー
  6. 60代の婚活で自治体の結婚支援は使える?
    1. 年齢上限のない窓口
    2. 49歳までの窓口もある
  7. 60代の婚活で入籍前に話し合いたいことは?年金・相続・住まい
    1. 遺族年金を受けている場合
    2. 相続と子どもへの説明
    3. 住まいと生活費の分け方
  8. 60代の婚活は男女でどう違う?相手が重視すること
    1. 男女とも価値観と居心地を重視
    2. 経済力の受け止め方の差
    3. 再婚どうしと初婚の違い
  9. 60代の婚活はどう進む?出会いから入籍までの流れ
    1. 最初の3か月は出会いの数
    2. 次の3か月で1人に絞る
  10. 60代の婚活がうまくいかないのはなぜ?よくある3つのつまずき
    1. 相手の年齢を若く絞りすぎる
    2. お金や家の話を急ぐ
    3. 子どもへの説明を後回しにする
  11. 60代 婚活に関するよくある質問
    1. Q. 60代から婚活しても結婚できますか?
    2. Q. 60代の婚活は結婚相談所とアプリのどちらがいいですか?
    3. Q. 60代の結婚相談所の費用はいくらですか?
    4. Q. 遺族年金をもらっていても再婚できますか?
    5. Q. 入籍せずに一緒に暮らす形でもいいですか?
    6. Q. 子どもに反対されたらどうすればいいですか?
  12. まとめ|60代の婚活は結婚の形を決めて相談所と交流の場を併用するのがおすすめ

60代の婚活は遅い?統計で見る60代の結婚と再婚

2024年に結婚した60代に占める再婚の割合(人口統計資料集2026より計算)。
2024年に結婚した60代に占める再婚の割合(人口統計資料集2026より計算)。

60代の婚活は、統計で見ると決して少数派の挑戦ではありません。同世代の独身は多く、60代で結婚する人のほとんどが再婚です。

60代の結婚の8割以上が再婚

2024年に結婚した60代は夫6,232人・妻3,354人で、そのうち再婚が夫約85%、妻約88%を占めました。60代の夫の再婚は5,290人で、1980年の1,783人から約3倍に増えています(人口統計資料集2026より計算)。

60代の婚活の相手は、多くが死別や離別を経験した人です。前の結婚の話が出ても特別なことではなく、お互いの事情を受け止め合える世代だと感じます。

60代の約3人に1人が独身

2025年の国勢調査から計算すると、60代の約30.5%、約458万人が配偶者のいない独身です。男女の人数はほぼ同じで、男性約225万人、女性約233万人です。

一方で、結婚経験のない60代の独身者のうち、結婚の意思が「ある」と答えたのは女性7.9%、男性22.0%でした(令和4年版男女共同参画白書)。60代は、結婚にこだわらない人も多い世代です。

60代の婚活は何から始める?結婚の形と目的を決める

60代の婚活で選べる3つの結婚の形。
60代の婚活で選べる3つの結婚の形。

60代の婚活は、相手探しより先に「どんな形で一緒にいたいか」を決めると、方法選びで迷いません。形によって、選ぶ場所と話し合う中身が変わります。

入籍・事実婚・別居婚の3つの形

60代の婚活では、入籍して同居する形のほか、事実婚や、籍を入れて別々に暮らす別居婚も選べます。どれを選ぶかで、年金や相続の扱いが変わります。

入籍を前提にするなら独身証明書を確かめられる場、まず一緒に過ごす相手を見つけたいなら交流の場から入るのが向いています。別居婚の考え方は別居婚のメリット・デメリットでも紹介しています。

相手に伝える自分の条件

住む場所、子どもや孫との関わり、働き方の3つは、早めに言葉にしておくと話が早く進みます。60代の婚活では、介護や持ち家など、20〜30代にはない事情を双方が抱えていることが多いからです。

条件を絞りすぎる必要はありません。譲れないことを1〜2個に決めておくと、相手の良さにも目が向きやすくなります。

60代の婚活の方法4つを比べると?費用・年齢条件・独身の確かめ方

60代が使える4つの婚活の方法と、独身証明書を求める方法。
60代が使える4つの婚活の方法と、独身証明書を求める方法。

60代が使える主な婚活の方法を、費用の目安と独身の確かめ方で並べました。費用は2026年10月時点の公式サイトの掲載例です。

婚活の方法費用の目安独身の確かめ方
結婚相談所月会費1万円台〜独身証明書の提出
自治体の結婚支援無料〜2年1万円台独身証明書の提出
婚活アプリ月数千円(男女同額のものも)自己申告と規約
婚活パーティー1回数千円本人確認と独身の誓約

表で見ると、独身証明書まで求めるのは結婚相談所と自治体の窓口です。入籍を考えるなら、どちらかを軸にして、アプリやパーティーで出会いの数を補う組み合わせがおすすめです。

60代の婚活に結婚相談所は向いている?費用と選ぶときの目安

結婚相談所の費用は入会時の費用・月会費・成婚料の合計で比べる。
結婚相談所の費用は入会時の費用・月会費・成婚料の合計で比べる。

結婚相談所は、独身の確認と仲人・カウンセラーの手助けがある分、60代の婚活と相性のよい方法です。費用は高めなので、総額で比べるのが大切です。

45歳以上向けの相談所

相談所には、オーネットスーペリアのように男女45歳以上を対象にしたサービスがあります。公的な独身証明書の提出が必須で、月会費は12,100円です。

年齢を限ったサービスなら、紹介される相手の年代が近くなります。全年代向けの相談所でも、IBJのように全国4,800社超の相談所をつなぐネットワークに入っているところは、会員の母数が大きくなります。

1年続けたときの総額

相談所の費用は、入会時の費用と月会費、成婚料の3つを足して比べるのが基本です。たとえばツヴァイのご紹介プランは、入会初期費用118,800円と月会費15,950円で、1年続けると310,200円になります(成婚料0円)。

月会費が安くても成婚料が高いところ、その逆のところがあります。どの相談所が自分に合うかは、おとな縁結びで費用とサポートの違いを比べられます。

▶ おとな縁結びで結婚相談所を比べる

60代の婚活でアプリ・婚活パーティーを使うなら?

40代以上中心の婚活アプリと、年齢を区切った婚活パーティー。
40代以上中心の婚活アプリと、年齢を区切った婚活パーティー。

アプリや婚活パーティーは、費用を抑えて出会いの数を増やしたい60代に向いています。独身の確認は相談所より弱いので、規約と年齢条件を確かめてから使います。

40代以上中心の婚活アプリ

youbrideは公式サイトで「真剣度の高い、40代以上が中心」と案内する、男女同額の婚活アプリです。スタンダードプランは3か月10,800円からで、相手の独身証明の提出状況を確かめられます。

ラス恋は40歳以上の独身だけが登録でき、同社の調査では利用者の80%以上が結婚を希望していると紹介しています。女性は基本機能が無料です。

年齢を区切った婚活パーティー

婚活パーティーなら、OTOCONの「男性57〜72歳位・女性52〜65歳位」のように、年齢の幅を絞った会を選ぶと同世代と話せます。受付で本人確認書類の提示が必要で、独身であることは申込み時に誓約します。

1日で何人とも話せるので、写真や文章だけではわからない人柄を確かめたい方に向いています。

60代の婚活で自治体の結婚支援は使える?

年齢上限のない自治体の結婚支援と、49歳までの窓口の例。
年齢上限のない自治体の結婚支援と、49歳までの窓口の例。

自治体の結婚支援センターは費用が安く、独身証明書も求めるので安心感がありますが、年齢の上限があるところも多い点に注意が必要です。

年齢上限のない窓口

東京都のTOKYO縁結びは18歳以上の独身で都内に住む・働く・学ぶ人が対象で、年齢の上限は書かれていません。登録料は2年間で11,000円で、独身証明書の提出が必要です。

さっぽろ結婚支援センター(入会登録料15,000円)、あきた結婚支援センター(入会登録料10,000円)も、年齢上限の記載がありません。あきたでは2026年のイベント132件のうち29件が60歳以上も参加できる会でした。

49歳までの窓口もある

一方で、愛知県のあいマリは概ね49歳まで、宮城県のみやマリ!は登録時20〜49歳までと、60代が入れない窓口もあります。住んでいる県の窓口の入会条件を、最初に確かめておくと無駄足になりません。

60代の婚活で入籍前に話し合いたいことは?年金・相続・住まい

入籍前に話し合いたい3つのテーマ(年金・相続・住まい)。
入籍前に話し合いたい3つのテーマ(年金・相続・住まい)。

60代の婚活では、気持ちが固まったあとに年金・相続・住まいの話をしておくと、入籍後の行き違いを防げます。どれも結婚の形で扱いが変わります。

遺族年金を受けている場合

遺族年金を受けている人が結婚すると、内縁関係を含めて受給の権利がなくなります。事実婚でも同じ扱いなので、受給中の方は年金事務所で確かめてから話を進めると安心です。死別からの再婚で気をつけたいことは死別からの再婚の記事にまとめています。

一方で、厚生年金に20年以上入った人が65歳になったとき、生計を維持している65歳未満の配偶者がいると、加給年金が加算されることがあります。年の差のある再婚では、受け取れるかを確かめておく価値があります。

相続と子どもへの説明

入籍した配偶者は必ず相続人になり、子どもがいれば配偶者と子どもが2分の1ずつ相続します。内縁の配偶者は相続人になれないので、事実婚で財産を残したいときは遺言の用意が必要です。

前の結婚の子どもがいる場合は、相続の話がいちばんもめやすいところです。法務局の自筆証書遺言書保管制度は、1通3,900円で遺言書を預けられます。

住まいと生活費の分け方

どちらの家に住むか、生活費をどう分けるかは、入籍前に決めておきたいことです。夫婦の財産について特別な取り決め(夫婦財産契約)をするなら、婚姻届を出す前に登記しておく必要があります。

再婚までの準備の流れは、50代の再婚で後悔しないための準備も参考になります。

60代の婚活は男女でどう違う?相手が重視すること

独身の40〜69歳が結婚相手に求めること(令和4年版男女共同参画白書)。
独身の40〜69歳が結婚相手に求めること(令和4年版男女共同参画白書)。

60代の婚活では、男女とも「価値観」と「落ち着けること」を重視する点は同じですが、経済面の受け止め方に差があります。相手の考えを知っておくと、自己紹介で伝えることが決まります。

男女とも価値観と居心地を重視

内閣府の調査では、独身の40〜69歳が結婚相手に求めることの上位は、男女とも「価値観が近い」「一緒にいて落ち着ける」でした。女性は72.3%と65.4%、男性は67.1%と59.4%です。

年収や見た目より、一緒にいて疲れないかが大切にされているとわかります。プロフィールやお見合いでは、休日の過ごし方や大事にしていることを具体的に話すと、価値観が伝わりやすくなります。

経済力の受け止め方の差

「満足いく経済力・年収」を求める人は、女性39.3%に対して男性は4.7%と大きな差があります。60代の男性は、年金の見込みや住まいの考えを落ち着いて話せると、女性の安心につながりやすいと思います。

反対に女性は、相手に経済力を求めること自体を遠慮する必要はありません。生活費の分け方を早めにすり合わせておけば、お互いに無理のない関係になります。

再婚どうしと初婚の違い

50〜60代で今独身の人は、女性の約半数に離婚の経験があり、男性は半数以上が結婚の経験がありません。初婚の男性と再婚の女性が出会うことも多いので、前の家庭や子どもの話をどこまで聞くか、相手の経験に合わせて配慮したいところです。

60代の婚活はどう進む?出会いから入籍までの流れ

60代の婚活を3か月ごとに区切る進め方。
60代の婚活を3か月ごとに区切る進め方。

60代の婚活は、3か月ごとに区切って振り返ると、続けるか方法を変えるかを判断しやすくなります。焦らず、でも先延ばしにしないことが大切です。

最初の3か月は出会いの数

最初の3か月は、相談所や自治体の窓口に登録しつつ、交流会やパーティーにも月1回ほど参加して、話せる相手の数を増やす時期です。この段階では、相手を1人に絞る必要はありません。

次の3か月で1人に絞る

何度か会って気持ちが近づいた相手がいれば、次の3か月で真剣な交際に進み、結婚の形や住まいの話を少しずつ始めます。自治体の窓口でも、交際期間の目安を3か月としているところがあります。

入籍までの期間に決まりはありません。60代の婚活では、子どもへの紹介や年金の確認をはさむので、急がずに段階を踏んで進めて問題ないと思います。

60代の婚活がうまくいかないのはなぜ?よくある3つのつまずき

60代の婚活でよくある3つのつまずき。
60代の婚活でよくある3つのつまずき。

60代の婚活がうまくいかないときは、相手の年齢、話の進め方、家族への伝え方のどこかでつまずいていることが多いと感じます。

相手の年齢を若く絞りすぎる

希望する相手の年齢を自分より大きく下に絞ると、出会える人数が一気に減ります。まずは前後5歳ほどに広げてみると、話が合う人が見つかりやすくなります。

お金や家の話を急ぐ

初めて会った段階で年収や資産、介護の役割を細かく聞くと、相手が身構えてしまいます。お金の話は、人柄がわかって真剣に交際すると決めてからでも遅くありません。

子どもへの説明を後回しにする

交際が深まってから子どもに打ち明けると、反対されて話が止まることがあります。真剣交際に進んだ段階で、「大切に思っている人がいる」と早めに伝えておくと、受け入れてもらいやすくなります。

60代 婚活に関するよくある質問

Q. 60代から婚活しても結婚できますか?

A. 結婚する人は毎年います。2024年には60代の夫5,290人・妻2,964人が再婚しています。ただし必ず結婚できるわけではないので、複数の方法を併用するのがおすすめです。

Q. 60代の婚活は結婚相談所とアプリのどちらがいいですか?

A. 入籍を考えるなら、独身証明書を求める結婚相談所か自治体の窓口が安心です。費用を抑えたいなら、アプリやパーティーと併用する方法もあります。

Q. 60代の結婚相談所の費用はいくらですか?

A. 月会費は1万円台からが目安です。入会時の費用と成婚料もかかるため、1年続けたときの総額で比べると違いがわかります。

Q. 遺族年金をもらっていても再婚できますか?

A. 再婚はできますが、結婚すると遺族年金の権利はなくなります。事実婚でも同じなので、年金事務所で確かめてから決めると安心です。

Q. 入籍せずに一緒に暮らす形でもいいですか?

A. 事実婚や別居婚を選ぶ60代もいます。ただし内縁の配偶者は相続人になれないため、財産を残したい場合は遺言を用意しておく必要があります。

Q. 子どもに反対されたらどうすればいいですか?

A. 反対の理由が相続や介護の心配であることも多いので、遺言や住まいの考えを具体的に話すと安心してもらえることがあります。相手を紹介する場を設けるのも一つの方法です。

まとめ|60代の婚活は結婚の形を決めて相談所と交流の場を併用するのがおすすめ

結婚の形を決め、相談所と交流の場を併用する。
結婚の形を決め、相談所と交流の場を併用する。

60代の婚活は、60代で結婚する人の8割以上が再婚という、もう一度パートナーを見つける人の多い世代の選択です。

まず入籍・事実婚・別居婚のどれを目指すかを決め、独身証明のある結婚相談所か自治体の窓口を軸に、交流会やアプリで出会いの数を補うのがおすすめです。遺族年金・相続・住まいの話は、真剣交際に進んだら早めに話し合っておくと安心です。

相談所選びで迷う方は、費用とサポートの違いを比べるところから始めてみませんか?

▶ おとな縁結びで結婚相談所を比べる

まずは同世代と話す機会を増やしたい方には、年代を指定した交流会もあります。

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