友活アプリは、40〜60代の大人が自宅から友達や趣味仲間を探せる便利な手段です。ただし種類によって集まる人の目的が違うので、同性の友達を探すなら「規約で恋愛目的を禁止しているか」を最初に確かめると、ミスマッチを減らせます。
「友達がほしくてアプリを入れたのに、届くのは恋愛目的のメッセージばかり」。友達探しのつもりで一般的なマッチングアプリを使うと、こうしたすれ違いが起こりがちです。
この記事では、大人向けの友活アプリを4つのタイプに分け、年齢条件・料金・恋愛目的の扱いを公式情報をもとに比べました。同性の友達の探し方と、勧誘やロマンス詐欺の見分け方も紹介します。相手選びより先に、場所選びで安全の大半が決まります。
友活アプリとは?40〜60代が友達を探せるアプリ

友活アプリは、恋人ではなく友達や趣味仲間を探すために使うアプリやSNSのことです。専用のアプリだけでなく、趣味のSNSや地域の掲示板、グループチャットも友活に使えます。
友活アプリは趣味や地域で仲間を探す道具
友活アプリとは、趣味・住んでいる地域・年代などの条件から、友達になれそうな人やグループを探せるサービスです。教室やサークルのように決まった曜日に通う必要がないので、仕事が不規則な方や地方にお住まいの方でも始めやすいのが特長です。
オンラインで話してから会うかどうかを決められるので、人見知りの方にとっても最初の一歩が小さくて済みます。
恋活・婚活アプリとの違いは目的
友活アプリと恋活・婚活アプリのいちばんの違いは、利用者の目的です。一般的なマッチングアプリは異性との出会いを前提に作られていて、同性を検索できない仕組みのものも少なくありません。
友達探しのつもりで恋愛向けのアプリに登録すると、相手は恋人候補としてあなたを見ています。目的がずれたままやり取りを続けると、お互いに気まずい思いをしやすくなります。
友活アプリの種類は?大人向けの4タイプ

大人の友達探しに使えるアプリは、大きく4つのタイプに分けられます。それぞれ集まる人と仲良くなり方が違うので、自分の性格に合うタイプから選ぶのがおすすめです。
趣味SNS型は大人世代の日記・コミュニティ
趣味SNS型は、日記や写真を投稿し、趣味のコミュニティで仲間とつながるタイプです。代表例の趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)は、株式会社オースタンスが運営する「趣味でつながる50代以上のためのSNS」です。
会員規約では45歳未満は入会できないと定めています(2023年7月19日以前に入会した方を除く)。公式トップには会員数42万人と記載されています(2026年10月時点)。
地域掲示板型は近所の仲間探し
地域掲示板型は、住んでいる地域の「メンバー募集」から、友達やスポーツ仲間を探すタイプです。株式会社ジモティーが運営するジモティーには、メンバー募集の中に「友達」「スポーツ」「ボランティア」などの分類があります。
近所の人と会えるので、知り合ったあとも続けやすいのが良い点です。一方で、募集を出している人の素性は投稿からしか読み取れません。
グループチャット型はテーマ別のおしゃべり
グループチャット型は、趣味や関心ごとのチャットルームに参加して、複数人で話すタイプです。代表例のLINEオープンチャットは、LINEアプリの中の機能で、参加するトークルームごとに別のニックネームを使えます。
1対1で会うことより、同じ話題で気軽に話すことに向いています。まずは読むだけでも参加できるので、雰囲気をつかみやすい方法です。
大人向けマッチングアプリ型は友達機能つき
大人向けマッチングアプリ型は、恋活・婚活アプリの中にある友達探しやコミュニティの機能を使うタイプです。たとえば50代以上の独身限定のGoens(ゴエンズ)は、App Storeの紹介文で「同性の女子友も探せる」とうたい、コミュニティ投稿の機能もあります。
ただし土台は恋活・婚活アプリです。友達探しで使う場合は、恋愛目的の利用者が多いことを前提にしておくと安心です。
友活アプリの選び方は?見ておきたい4つの基準

友活アプリを選ぶときは、知名度より「誰が・何の目的で集まっているか」を見るのが近道です。次の4つを公式サイトや規約で確かめておくと、登録後の後悔を減らせます。
年齢条件は同年代が集まるかの目安
年齢条件があるアプリは、同年代と出会いやすい傾向があります。趣味人倶楽部は45歳未満の新規入会を受け付けておらず、Goensは50歳以上の独身に限っています。
一方、年齢条件のない掲示板やチャットでは、募集文に「40代以上」「50代中心」などと書かれているグループを選ぶと、話題の合う人に会いやすくなります。
規約の恋愛禁止は同性の友達探しの近道
規約で異性交際や出会い目的を禁止しているサービスは、友達探しの人が中心になりやすい場所です。趣味人倶楽部の会員規約は「異性交際に関するもの」の書き込みを禁止しています。
ジモティーも利用規約で異性との出会いを目的とする行為を禁止し、LINEオープンチャットも安心・安全ガイドラインで交際相手を求める行為を禁じています。規約は登録画面やサイトの下の方にあるので、一度目を通しておくのがおすすめです。
本人確認は安全性を見分けるポイント
公的証明書による本人確認があるかどうかは、なりすましを防ぐうえで大きな違いになります。Goensは公的証明書と顔写真の提出が必須で、本人確認済みの人にはバッジが表示されます。
本人確認のない掲示板やチャットは気軽に使える反面、相手の年齢や身元は自己申告です。会う前のやり取りを長めにとるなど、使い方で安全を補う必要があります。
運営会社と通報窓口は事前に確認
運営会社の名前と所在地、通報・ブロックの機能があるかは、登録前に確認しておきたい項目です。トラブルがあったときに相談先がはっきりしているかどうかで、安心感が大きく変わります。
なお、趣味人倶楽部やジモティーの規約には、会員同士のトラブルには原則として関わらないという趣旨の定めがあります。最後に自分を守るのは自分、という前提で使うのが現実的です。
友活アプリを比べると?年齢条件・料金・恋愛目的の扱い

4つのタイプを、年齢条件と恋愛目的の扱いで並べると次のとおりです。2026年10月時点で各公式サイト・規約・App Storeに記載されている内容をまとめました。
| タイプ(例) | 年齢条件 | 恋愛目的の扱い |
|---|---|---|
| 趣味SNS(趣味人倶楽部) | 45歳以上 | 異性交際の書き込み禁止 |
| 地域掲示板(ジモティー) | 投稿は成人のみ(年代の条件なし) | 異性との出会い目的は禁止 |
| グループチャット(LINEオープンチャット) | 年齢を問わず利用可 | 出会い目的・連絡先の投稿は禁止 |
| 大人向けマッチングアプリ(Goens) | 50歳以上の独身 | 恋活・婚活が主目的 |
社会人サークルの募集アプリとして知られるつなげーと(株式会社つなげーと運営)も、利用規約で出会い・交際・恋愛を目的とした利用や勧誘を禁止しています。イベントに参加しながら仲間を増やしたい方の選択肢になります。
恋愛を避けたいなら規約で禁止しているタイプ
恋愛目的の相手を避けたいなら、趣味SNS・地域掲示板・グループチャットのように、規約で出会い目的を禁止しているタイプが向いています。違反した投稿は削除や利用停止の対象になるため、少なくとも表立った誘いは減らせます。
本人確認を重視するならマッチングアプリ型
相手の身元がわかる安心感を重視するなら、本人確認が必須の大人向けマッチングアプリ型が選択肢になります。ただし恋活・婚活が主目的なので、プロフィールに「友達探し」とはっきり書いておくことをおすすめします。
友達探しと並行して、いずれはパートナーもと考えている方には、むしろ合っているタイプです。
同性の友達を探すなら?友活アプリの使い分け

友活アプリで同性の友達を探すときは、「1対1で探す」より「グループに入る」ほうが自然に知り合えます。性別ごとに、合いやすい使い方は少し違います。
女性同士なら趣味SNSと女子友機能
女性が同性の友達を探すなら、趣味SNSのコミュニティか、Goensのように同性の女子友探しをうたうアプリが候補です。趣味SNSでは、日記へのコメントを何度か交わしてから、コミュニティのオフ会で会う流れが多いと感じます。
なお趣味人倶楽部のメッセージ機能は、お互いにフォローしていることが条件です。いきなり知らない人から個別メッセージが届きにくい仕組みなので、落ち着いてやり取りできます。
男性同士ならスポーツや趣味のメンバー募集
男性が同性の友達を探すなら、ゴルフ・釣り・登山などのメンバー募集に参加する方法が始めやすいです。「一緒に何かをする」目的がはっきりしているので、会話が途切れにくく、次の約束もしやすくなります。
ジモティーのメンバー募集やつなげーとのサークルは、活動内容で絞り込めるので、同じ趣味の人を探しやすいのが良い点です。
1対1より少人数のグループから
同性の友達づくりは、最初から1対1で会うより、3〜6人ほどのグループで会うほうが気楽に続けられます。合う人・合わない人が自然にわかり、無理に関係を続ける必要もありません。
グループの中で話の合う人ができたら、次は2人でお茶に誘ってみる。この順番だと、断られたときの気まずさも小さく済みます。
友活アプリの費用はどのくらい?無料と有料の違い

友活アプリの多くは無料で始められますが、マッチングアプリ型は男性に料金がかかるのが一般的です。続ける期間で総額がどう変わるかを見ておくと安心です。
趣味SNSと掲示板は無料で始めやすい
趣味SNSと地域掲示板は、登録や基本的な交流を無料で使えるものが中心です。趣味人倶楽部は会員限定の機能を利用無料としており、ジモティーも「無料の広告掲示板」とうたっています。
ただし、オフ会やサークル活動の参加費・飲食代は別にかかります。参加費の金額は、各募集ページで確かめておくと安心です。
マッチングアプリ型は男性の総額を計算
Goensの男性料金は、1ヶ月5,000円、3ヶ月11,700円、6ヶ月17,400円、12ヶ月28,800円(税込、2026年10月時点の公式サイト記載)です。1ヶ月あたりに直すと、1ヶ月プランは5,000円、12ヶ月プランは2,400円です。
たとえば半年使うなら、1ヶ月プランを6回更新すると30,000円、6ヶ月プランなら17,400円で、差は12,600円です。女性はいいね・メッセージが無料ですが、オプション機能は女性も有料です。
自動更新の解約方法は先に確認
有料プランは自動更新が基本なので、解約の方法を契約前に確かめておくのがおすすめです。Goensの場合、アプリ内課金はアプリを退会しても自動更新が止まらず、ストア側での解約が必要です。
iPhoneは「設定」から自分の名前、「サブスクリプション」の順に進むと解約できます。Androidでも、アプリを削除しただけでは定期購入は解約されません。
友活アプリで避けたい相手は?恋愛目的・勧誘・ロマンス詐欺

友活アプリで会う相手の多くは、純粋に仲間を探している人です。そのうえで、ごく一部の相手を早めに見分けられると、安心して続けられます。
恋愛目的の相手は話題と誘い方でわかる
恋愛目的の相手は、趣味の話より容姿や交際歴の話を早く持ち出し、2人きりで会いたがる傾向があります。夜の食事やお酒の席にばかり誘う、すぐに個別の連絡先を聞く、といった様子も一つの目安です。
違和感を覚えたら、「グループでなら」と返すと相手の目的がはっきりします。それでも2人きりにこだわる場合は、距離を置いて大丈夫です。
勧誘は「いい話」と別の場所への誘導
勧誘目的の相手は、仲良くなった頃に「いい話がある」「紹介したい人がいる」と別の集まりへ誘うことが多いです。ネットワークビジネスや宗教の勧誘は、趣味人倶楽部・ジモティー・LINEオープンチャット・つなげーとのいずれも規約やガイドラインで禁止しています。
それでも勧誘に出会ったら、通報機能で運営に知らせるのが確実です。契約や支払いをしてしまった場合は、消費者ホットライン188で近くの消費生活センターに相談できます。
ロマンス詐欺は会わずにお金の話
ロマンス詐欺の典型は、実際に会わないまま親しくなり、投資や送金の話を持ち出すことです。警察庁の令和7年の統計では、SNS型ロマンス詐欺の被害者の75.6%が40〜60代でした。
同じ統計で、被害のきっかけはマッチングアプリが32.7%、Instagramが22.8%、Facebookが18.6%で、最初の接触は92.8%がダイレクトメッセージです。会ったことのない相手からお金や投資の話が出たら、その時点でやり取りをやめ、警察相談専用電話#9110への相談をおすすめします。
個人情報は会う回数に合わせて
本名・勤務先・住所などの個人情報は、何度か会って信頼できると感じてから伝えるのが安心です。LINEオープンチャットのガイドラインも、LINE IDや電話番号、住所などの投稿を禁止しています。
初めて会う場所は、昼間の人の多いカフェや、グループでのオフ会がおすすめです。相手の都合のいい場所や自宅には、最初から行かないようにしましょう。
友活アプリでよくある失敗は?続かない・会うのが怖い

友活アプリは手軽な分、登録しただけで止まってしまう人も多い方法です。よくあるつまずきと、その対処を紹介します。
登録だけで終わる失敗は投稿1回から
登録したのに何も起きないときは、自分から1回だけ投稿するか、コミュニティに一言あいさつするところから始めるのがおすすめです。見ているだけでは、相手にあなたの存在が伝わりません。
「50代、最近ウォーキングを始めました」のような短い自己紹介でも十分です。同じ趣味の人から反応があれば、そこから会話が広がります。
会うのが怖いときはオンラインで回数を重ねる
会うのが怖いと感じるのは自然なことなので、オンラインでのやり取りを何往復か重ねてから決めて構いません。グループチャットで何度か話した相手なら、オフ会で会ってもすぐに打ち解けやすくなります。
アプリの中だけでは友達ができにくいと感じたら、運営者がいる対面の集まりを組み合わせる方法もあります。大人の友達の作り方全般は、40代からの友達の作り方5選と仲良くなるコツにまとめています。
同時に使うのは2つまで
友活アプリをいくつも同時に使うと、やり取りの管理が追いつかず疲れてしまいがちです。趣味SNSと地域掲示板のように、性質の違うものを2つまで選ぶと続けやすくなります。
3か月ほど使って合わないと感じたら、無理に続けず別のタイプに切り替えるのも一つの方法です。
友活アプリに関するよくある質問
Q. 友活アプリは無料で使えますか?
A. 趣味SNSや地域掲示板は、登録や基本的な交流を無料で使えるものが中心です。マッチングアプリ型は男性に料金がかかるのが一般的で、Goensの男性料金は1ヶ月5,000円からです(2026年10月時点、税込)。
Q. 友活アプリで同性の友達は探せますか?
A. 探せます。趣味SNSのコミュニティや地域掲示板のメンバー募集は性別を問わず参加でき、Goensのように同性の女子友探しをうたうアプリもあります。
Q. 60代でも友活アプリは使えますか?
A. 使えます。趣味人倶楽部は45歳以上、Goensは50歳以上の独身が対象で、60代の利用も想定されています。文字が読みにくい場合は、スマホの文字サイズを大きくすると使いやすくなります。
Q. 友活アプリで恋愛目的の人に誘われたらどうすればいいですか?
A. 「友達として」とはっきり伝え、それでも誘いが続く場合はブロックや通報を使って大丈夫です。規約で出会い目的を禁止しているサービスなら、運営に知らせると対応してもらえることがあります。
Q. 友活アプリで知り合った人と初めて会うときの注意点は?
A. 昼間の人の多いカフェなどで、短い時間から会うのがおすすめです。家族や知人に会う日時と場所を伝えておき、お金や投資の話が出たら、その場で話を切り上げましょう。
Q. 婚活中ですが友活アプリも使っていいですか?
A. 使って構いません。ただし友活アプリの多くは出会い目的を禁止しているので、パートナー探しは恋活・婚活向けのサービスで、友達探しは友活アプリで、と分けて使うのがおすすめです。
まとめ|友活アプリは恋愛を禁止しているかで選ぶ

友活アプリには、趣味SNS・地域掲示板・グループチャット・大人向けマッチングアプリの4タイプがあります。同性の友達を探すなら、規約で恋愛目的を禁止しているタイプを選ぶと、ミスマッチを減らせます。
選ぶときは、年齢条件・規約・本人確認・運営会社の4つを確かめ、有料プランは自動更新の解約方法まで見ておくと安心です。会ったことのない相手からお金や投資の話が出たら、すぐに距離を置きましょう。
まずは気になるタイプを1つ選び、短い自己紹介を1回投稿してみませんか?アプリと並行して、同年代と顔を合わせて話せる場を持つと、友達づくりはぐっと進みやすくなります。女性の友達づくりについては40代女性の友達作り7つの方法、アプリの安全な使い方は婚活アプリを40代が安全に使うためのポイントも参考になります。



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