婚活モンスターとは、婚活の場で相手を値踏みしたり、しつこく執着したりして、周りを疲れさせる人を指す俗語です。正式な定義はありませんが、困った言動には共通点があり、仕組みのある婚活の場を選べば避けやすくなります。
この記事では、婚活モンスターの7つの特徴と見分け方、当たったときの断り方を、アプリ・パーティー・結婚相談所の仕組みの違いとあわせてまとめました。
「また変な人に当たったらどうしよう」「もしかして自分の条件も厳しすぎるのでは」。40代50代で婚活に疲れを感じている方に、相手との距離の取り方と、自分の条件を見直す物差しを紹介します。
婚活モンスターとは?40代50代の婚活で使われる意味

婚活モンスターは、ウェブ記事やマンガの題名などで使われる言葉で、辞書や公的機関の定義はありません。ここでは、性別や人柄を決めつける言葉ではなく、「婚活の相手を疲れさせる言動」をまとめた呼び名として扱います。
困った言動をまとめた呼び名
婚活モンスターと呼ばれるのは、結婚や相手の条件へのこだわりが強すぎて、相手への配慮を欠いた言動が続く人です。一度だけの失敗ではなく、同じ言動をくり返すところが特徴です。
誰でも緊張から失礼な態度をとってしまうことはあります。1回のやりとりで決めつけず、くり返されるかどうかで判断するのがおすすめです。
40代50代の婚活で目立ちやすい理由
40代50代の婚活では、仕事や前の結婚で培った価値観がはっきりしている分、こだわりが相手への要求として出やすくなります。年齢を重ねて「失敗したくない」気持ちが強いと、条件の確認が詰問のようになってしまうこともあります。
婚活モンスターの特徴は?会うと疲れる7つの言動

婚活モンスターの特徴は、男女どちらにも見られる7つの言動にまとめられます。どれか1つでなく、いくつも重なるときは距離を置くサインです。
条件だけで相手を値踏みする
年収・学歴・年齢などの条件ばかりを聞き、人柄に関心を示さないのは、婚活モンスターの典型的な言動です。会話が面接のようになり、相手は品定めされているように感じます。
上から目線で評価する
「その服はないね」「もっと痩せたほうがいい」など、初対面の相手を採点するような言い方をする人もいます。本人は助言のつもりでも、言われた側は傷つきます。
連絡の量やペースを押しつける
返信が少し遅れると何通も送ってくる、すぐに会う日を決めたがるなど、自分のペースを押しつけるのも特徴です。相手の都合を考えない連絡は、交際前から負担になります。
約束を軽く扱う
直前のキャンセルや遅刻をくり返し、謝らない人は、交際しても同じことが起きやすいと考えられます。約束を守るかどうかは、条件より先に確かめたいところです。
前の相手や元配偶者の悪口が多い
会うたびに元配偶者や過去の婚活相手の悪口を話す人は、いずれ自分も同じように話されるかもしれません。40代50代では過去の話が出るのは自然ですが、話し方に相手への敬意があるかを見ます。
断っても執着する
お断りしたのに、別の連絡手段で連絡してきたり、待ち伏せのような行動をしたりする人は、もっとも注意が必要な相手です。このときは一人で抱えず、運営や周りの人に相談します。
お金や勧誘の話を持ち出す
デートの謝礼を求める、投資やビジネスの話を持ちかけるのは、婚活モンスターというより規約違反や詐欺のおそれがある言動です。youbrideの利用規約は、金銭のやりとりを目的とした利用や、デートの謝礼として金銭を求めることを禁止しています。
婚活モンスターに当たったときの対処は?婚活の場ごとの仕組みを比べる

婚活モンスターに当たったときに頼れる仕組みは、婚活の場によって違います。困ったときに誰が間に入ってくれるかを、場を選ぶ前に知っておくと安心です。
| 婚活の場 | 困ったときの仕組み | 独身の確かめ方 |
|---|---|---|
| 婚活アプリ | ブロック・非表示・通報 | 本人確認と規約 |
| 婚活パーティー | 主催者のスタッフ | 本人確認と独身の誓約 |
| 結婚相談所 | 担当者が間に入る | 独身証明書の提出 |
婚活アプリはブロックと通報
婚活アプリでは、相手を自分で遮断できるブロックや非表示、運営への通報が使えます。ペアーズのブロックはお互いにプロフィールもメッセージも見られなくなる機能で、報告した事実や内容は相手に伝わりません。
婚活パーティーは主催者に相談
婚活パーティーでは、会場のスタッフに伝えれば、席の配置や連絡先の扱いで配慮してもらえることがあります。OTOCONのように受付で本人確認書類の提示を求める会では、参加者の身元も確かめられています。
結婚相談所は担当者が間に入る
結婚相談所では、お断りや困った言動への対応を担当者が引き受けてくれるのが大きな違いです。相手と直接やりとりせずに済むので、断るのが苦手な方でも安心して活動できます。
婚活モンスターを見分けるには?メッセージと初対面のチェックポイント

婚活モンスターは、会う前のメッセージと、初めて会ったときの振る舞いでかなり見分けられます。早めに気づけば、疲れる前に距離を置けます。
メッセージで見たい3つの点
質問が条件のことばかり、返信を急かす、早い段階でLINEなど外の連絡先へ誘う、の3つが重なる相手は慎重に見ます。ペアーズは、アプリ内で外部の連絡先を求めることを禁止し、求められたら交換を避けて報告機能を使うよう案内しています。
初対面で見たい3つの点
店員への態度、待ち合わせの時間の守り方、こちらの話を聞く姿勢の3つは、初対面でわかりやすい点です。相手が自分の話ばかりで質問を返してこないときは、関係が進んでも同じ状態が続くことが多いと感じます。
婚活アプリを安全に使うためのポイントは、婚活アプリを40代が安全に使うための見分け方にもまとめています。
婚活モンスターから離れるには?断り方と通報の手順

婚活モンスターから離れるときは、理由を細かく説明せず、短く丁寧に伝えて終わらせるのが基本です。相手の反応が強いときは、運営の仕組みに任せます。
短く丁寧に断る
「お会いしてみて、お付き合いは難しいと感じました。ありがとうございました」のように、結論と感謝だけを伝えるのがおすすめです。理由を並べると反論の糸口になり、やりとりが長引きます。
執着されたらブロックと通報
断ったあとも連絡が続くなら、アプリのブロックと通報を使い、パーティーや相談所なら主催者や担当者に伝えます。会ったことのない相手から投資や送金の話が出たときは、警察相談専用電話の#9110か、消費者ホットライン188に相談できます。
婚活モンスターに疲れたときは?気持ちの立て直し方

婚活モンスターに当たったあとは、相手のことより自分の疲れを先にいたわるのが大切です。嫌な思いをした直後に次の相手を探すと、警戒心ばかりが強くなってしまいます。
1〜2週間休む
つらいやりとりのあとは、1〜2週間ほど婚活を休んで、趣味や友人との時間に戻るのがおすすめです。休む期間を先に決めておくと、「このままやめてしまうのでは」という不安も小さくなります。
自分を責めない
相手の言動は相手の問題で、こちらの魅力が足りなかったからではありません。40代50代の婚活では、さまざまな事情や考えを持つ人と出会います。合わない人がいるのは自然なことだと受け止めると、気持ちが軽くなります。
場を変えてみる
同じ場で嫌な相手が続くなら、アプリから交流会へ、交流会から結婚相談所へと、場を変えてみるのも一つの方法です。出会う人の層が変わると、婚活の印象もがらりと変わることがあります。
自分が婚活モンスターにならないためには?条件の見直し方

婚活モンスターにならないためには、相手に求める条件を、調査でわかっている「多くの人が大切にしていること」と照らし合わせるのが役立ちます。
多くの人が重視するのは価値観と居心地
独身の40〜69歳が結婚相手に求めることの上位は、男女とも「価値観が近い」「一緒にいて落ち着ける」でした。女性は72.3%と65.4%、男性は67.1%と59.4%です(令和4年版男女共同参画白書)。
一方で、女性が「満足いく経済力・年収」を求める割合は39.3%、男性が「容姿」を求める割合は32.1%でした。条件の一つとして大切にするのは自然なことですが、上位の2つより先に来ていないかを見直すと、会話の中身が変わってきます。
譲れない条件は2つまで
譲れない条件は2つまでにしぼり、あとは会ってから確かめる項目に回すのがおすすめです。条件を並べるほど、出会える人数は減っていきます。理想が高くなりやすい理由と対策は、アラフォーが婚活で高望みをする理由でも紹介しています。
減点より加点で相手を見る
会うたびに相手の欠点を数えるより、「話しやすかった」「店選びが丁寧だった」など良かった点を1つ見つけるようにすると、関係が育ちやすくなります。婚活がうまくいかないと感じるときの見直し方は、40代の婚活がうまくいかないときの行動法も参考になります。
婚活モンスターを避けやすいのは?40代50代の婚活の場の選び方

婚活モンスターを避けたいなら、本人確認や独身の確認があり、困ったときに人が間に入る場を選ぶのが近道です。
担当者がいる結婚相談所
独身証明書の提出を求め、担当者が相手との間に入る結婚相談所は、困った相手を避けたい40代50代に向いています。パートナーエージェントのように専任の担当者が伴走する相談所や、オーネットスーペリアのように45歳以上を対象にしたサービスもあります。
どの相談所が合うかは、費用やサポートの内容で比べるのがおすすめです。
連絡先交換を禁じるアプリ
アプリを使うなら、アプリの外での連絡先交換を規約で禁じているものを選ぶと、しつこい連絡から身を守りやすくなります。マリッシュは、ロマンス詐欺やSNS投資詐欺を防ぐため、会員どうしのSNSアカウントを含む連絡先の交換を禁止しています。
アプリの中だけでやりとりしていれば、関係を終えたいときにブロックひとつで連絡を断てます。
年代を指定した交流会
いきなり1対1で会うのが不安なら、年代を指定した交流会で、人柄を見てから話す相手を選ぶ方法もあります。大勢の中で話すので、相手の言動の様子も自然に見えてきます。
婚活モンスターに関するよくある質問
Q. 婚活モンスターに正式な定義はありますか?
A. ありません。ウェブ記事やマンガなどで使われる俗語で、相手を値踏みしたり執着したりして周りを疲れさせる人を指すことが多い言葉です。
Q. 婚活モンスターは女性のことですか?
A. 女性を題材にした作品もありますが、ここで挙げた言動は男女どちらにも見られます。性別で決めつけず、言動で判断するのがおすすめです。
Q. 1回のデートで婚活モンスターかどうかわかりますか?
A. 1回では判断しにくいこともあります。店員への態度や時間の守り方、話を聞く姿勢を見て、同じ言動がくり返されるかで判断すると安心です。
Q. しつこい相手の断り方は?
A. 理由を並べず、短く丁寧に結論だけを伝えます。それでも続くときは、アプリならブロックと通報、相談所なら担当者に任せます。
Q. 自分が婚活モンスターになっていないか不安です。
A. 譲れない条件が3つ以上ある、相手の欠点ばかりが目につく、と感じたら見直しどきです。条件を2つにしぼり、良かった点を探すようにすると変わってきます。
Q. 婚活モンスターに会いにくい婚活の方法はありますか?
A. 独身証明書の提出があり、担当者が間に入る結婚相談所は、困った相手を避けやすい方法です。交流会で人柄を見てから話す方法もあります。
まとめ|婚活モンスターは仕組みのある場を選べば避けやすい

婚活モンスターは正式な定義のない俗語ですが、条件だけの値踏み、上から目線、執着、お金の話など、困った言動には共通点があります。くり返されるかどうかを見て、早めに距離を置くのがおすすめです。
断るときは短く丁寧に。続くときはブロックや通報、担当者の力を借りれば、一人で抱え込まずに済みます。そして自分の条件も、価値観と居心地を軸に見直してみると、婚活の疲れがやわらいでいくと思います。
困った相手を避けたい方は、担当者がいる結婚相談所を比べてみませんか?
まずは同世代と気軽に話したい方には、年代を指定した交流会もあります。



コメント