40代の婚活は、遅すぎることはありません。2024年に結婚した40代は夫約3.6万人、妻約2.6万人と、男女合わせて約6万人います。大切なのは、自分に合う婚活の方法を選び、1年などの期限を決めて動くことです。
「アラフォーの婚活は悲惨」「40代はもう厳しい」。そんな声を聞いて、一歩目をためらっている方もいると思います。この記事では、数字で見る40代の結婚の今、うまくいかない理由、アプリ・パーティー・結婚相談所・自治体の結婚支援を費用で比べた目安と、男女別のポイントをまとめました。
40代の婚活は遅い?数字で見る40代の結婚の今

40代の婚活は厳しいと言われがちですが、実際に結婚している40代は毎年数万人います。出典のはっきりした数字で、今の状況を見ておくと安心です。
2024年に結婚した40代は男女で約6万人
国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集によると、2024年に結婚した40代は、夫が約3万6,400人、妻が約2万5,600人でした。 初婚と再婚を合わせた数を、編集部が計算しました。
このうち妻の約半数、夫の約46%は再婚です。40代の婚活では、初婚どうしだけでなく、離婚を経験した人との出会いも自然なことです。
40代女性の初婚は2000年の約2.2倍
2024年に初めて結婚した40代の妻は1万2,797人で、2000年の5,738人の約2.2倍に増えています。 晩婚化が進み、40代で初めて結婚する人は珍しくなくなりました。
ネットでよく見かける「40代で結婚できるのは1000人に数人」のような数字は、出典がはっきりしないものが多いと感じます。不安になったときほど、公的な統計を見てみるのがおすすめです。
40代独身の約3人に1人は結婚を望んでいる
内閣府の調査では、結婚経験のない40代の独身者のうち、結婚意思があるのは男性36.0%、女性31.7%でした。 2025年の国勢調査では、40〜44歳の未婚の割合は男性34.4%、女性23.1%です。
同じように結婚を望む40代は、決して少なくありません。問題は人数より、その人たちとどこで出会うかです。
40代の婚活がうまくいかないのはなぜ?よくある4つのつまずき

40代の婚活がうまくいかないときは、方法か条件のどちらかにつまずきがあることが多いです。よくある4つを順に紹介します。
相手の年齢の幅が狭い
相手に求める年齢の幅を「年下だけ」などに絞ると、出会える人数は大きく減ります。 アプリでもパーティーでも、年齢は最初の絞り込みに使われやすい条件です。
同年代や少し年上まで幅を広げるだけで、紹介される相手の数は変わります。
年齢の上限がある場を選んでいる
自治体や民間の婚活イベントには、参加できる年齢の上限が45歳までなどの会が多くあります。 山形県のイベント一覧(2026年10月時点)では、40代が参加できる28件のうち15件が45歳以下まででした。
45歳を過ぎると、参加できるイベントが急に減ることがあります。年齢の上限がない方法と組み合わせると、出会いの機会を保ちやすくなります。
条件の優先順位が決まっていない
年収・住まい・子どもの有無・見た目など、すべての条件を同じ重さで見ると、なかなか相手が決まりません。 譲れない条件を3つまでにしておくと、判断が早くなります。
期限を決めずに続けている
「いい人がいれば」と期限を決めずに続けると、気づけば数年たっていた、ということもあります。 半年か1年で一度ふり返ると、方法を変えるかどうか判断しやすくなります。
40代の婚活は何から始める?最初に決めたい3つのこと

40代の婚活は、始める前の準備で進み方が変わります。最初に、次の3つを決めておくのがおすすめです。
結婚の目的と暮らしのイメージ
子どもを望むのか、二人で穏やかに暮らしたいのか、仕事や住まいはどうしたいのか。 結婚後の暮らしを具体的に思い描くと、相手に求めることがはっきりします。
譲れない条件を3つまで
条件は「これだけは譲れない」3つと、「できれば」の条件に分けておくと選びやすくなります。 独身の40〜69歳が結婚相手に求めることでは、男女とも「価値観が近い」が最も多く、女性72.3%、男性67.1%でした。
期限と1か月に使える時間・お金
「1年で婚約」のように期限を決め、1か月に使える時間とお金の上限も決めておくのが安心です。 期限があると、方法を変えるタイミングもつかみやすくなります。
プロフィール写真と自己紹介
どの方法を選んでも、今の自分がわかる写真と、短い自己紹介は必ず使います。 明るい場所で撮った自然な笑顔の写真と、仕事・休日・結婚後の暮らしのイメージを3〜4行にまとめた文を、先に用意しておくと動き出しが早くなります。
自己紹介では、条件を並べるより「休日は料理をして友人を招くのが好き」のように、一緒に過ごす場面が浮かぶ一文があると、話のきっかけになります。
40代の婚活の方法はどれがいい?5つの選択肢の比べ方

40代の婚活の方法は、使える時間・お金と、どのくらい真剣な相手に会いたいかで選ぶと迷いにくくなります。
| 方法 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| マッチングアプリ | 費用を抑えて多くの人と会いたい | 結婚への温度差、業者 |
| 婚活パーティー | 会って人柄を確かめたい | 年齢の上限がある会が多い |
| 結婚相談所 | 結婚に真剣な相手と会いたい | 費用が高め |
| 自治体の結婚支援 | 費用を抑えて身元の確かな相手と会いたい | 住む地域や年齢の条件 |
| 知人の紹介・趣味 | 自然な出会いから始めたい | 人数が限られる |
マッチングアプリ
マッチングアプリは、家にいながら多くの相手を探せる、費用の安い方法です。 結婚を望む人が多いアプリや、再婚に理解のあるアプリを選ぶと、温度差を減らせます。
たとえばマリッシュは、公式サイトで「30代〜50代の中高年世代」に人気と打ち出し、再婚を希望する人向けの特典も用意しています。40代向けのアプリの比べ方は、40代のマッチングアプリおすすめで詳しく紹介しています。
マリッシュをチェック婚活パーティー
婚活パーティーは、一度に何人もと直接話せて、雰囲気や話しやすさをその場で確かめられる方法です。 年代を指定した会を選ぶと、同年代と出会いやすくなります。
街コンや婚活パーティーの違いは、街コンは40代・50代でも楽しめる?でまとめています。
結婚相談所
結婚相談所は、独身証明書などの提出が必要で、結婚に真剣な相手と出会いやすい方法です。 国の出生動向基本調査では、知り合ったときの妻が35歳以上の夫婦は、結婚相談所を含む見合い結婚が4割でした。
相談所はサポートの手厚さや会員の年齢層、料金のしくみがそれぞれ違います。いくつかの相談所を並べて比べてから選ぶのがおすすめです。
自治体の結婚支援
都道府県や市が運営する結婚支援センターは、登録料が2年で1〜1.5万円ほどのところもあり、費用を抑えられる方法です。 独身証明書の提出を求めるところが多く、身元の確かな相手と出会えます。
ただし、宮城県のみやマリ!は登録時49歳まで、など年齢や住む地域の条件があります。住んでいる地域の制度を、一度調べてみる価値はあります。
知人の紹介や趣味の場
知人の紹介や趣味の集まりは、人柄を知ったうえで関係を始められる方法です。 婚活らしさがない分、気持ちの負担も軽くすみます。
40代の出会いの場を広く知りたい方は、40代の出会いはココにあるが参考になります。
40代の婚活にかかる費用は?方法別の1年の目安

40代の婚活の費用は、方法によって大きく違います。2026年10月時点の公式サイトの料金をもとに、1年続けた場合の目安を計算しました。
| 方法 | 1年の目安 | 計算のもと |
|---|---|---|
| マッチングアプリ(男性) | 約2〜3万円 | 12か月プラン19,800〜28,800円 |
| 婚活パーティー | 約5〜14万円 | 1回4,000〜6,000円を月1〜2回 |
| 自治体の結婚支援 | 約1〜1.5万円(2年分) | 登録料10,000〜15,000円の例 |
| 結婚相談所 | 約35万〜57万円 | 大手の例(成婚料の有無で変わる) |
マッチングアプリは女性無料が多い
マリッシュの12か月プランはWeb決済で19,800円、youbrideは28,800円からで、女性は無料のアプリも多くあります。 アプリ内課金だと料金が上がることがあるため、決済方法も確かめておきたいところです。
結婚相談所は成婚料まで含めて考える
大手のツヴァイのIBJプランは、入会初期費用129,800円、月会費18,700円、成婚料220,000円(税込)です。 1年続けると入会費と月会費で約35.4万円、成婚した場合は約57.4万円になります。
相談所によって料金の組み立ては大きく違います。月会費の安さだけでなく、成婚までの総額で比べるのがおすすめです。
自治体の結婚支援は費用の負担が軽い
あきた結婚支援センターの登録料は10,000円、さっぽろ結婚支援センターは15,000円で、いずれも2年間有効です。 どちらも月会費や成婚料はかかりません。
40代男性の婚活で見られることは?

40代男性の婚活では、年収だけでなく、生活のしかたや話しやすさも見られます。
経済力と金銭感覚
独身の40〜69歳の女性の39.3%が、結婚相手に「満足いく経済力・年収」を求めています。 男性で同じ項目を挙げたのは4.7%なので、男女の差が大きい項目です。
年収の高さより、貯金や支出の考え方を正直に話せるかどうかが、信頼につながると感じます。
清潔感のある身だしなみ
写真や初対面の印象は、服のサイズ感や髪、肌の手入れで大きく変わります。 高い服を買う必要はなく、清潔感を意識するだけで十分です。服選びは40代のデート服が参考になります。
相手の話を聞く姿勢
初めて会う場では、自分の話より相手の話を聞く時間を多めにとるのがおすすめです。 仕事の話ばかりにならないよう、休日の過ごし方など軽い話題を用意しておくと安心です。
40代女性の婚活で知っておきたいことは?

40代女性の婚活では、年齢と出産、相手の年齢の幅が大きなテーマになります。
子どもを望むかを早めに決める
子どもを望むかどうかは、相手選びにも婚活の期限にも関わるため、最初に考えておきたい点です。 望む場合は、相手にも早めに伝えておくと、すれ違いを防げます。
同年代や年上も候補に入れる
相手の年齢の幅を同年代や少し年上まで広げると、出会える人数が増えます。 一度も結婚していない男性だけでなく、離婚を経験した男性も候補に入れると、選択肢はさらに広がります。
高望みと言われたときの考え方
「高望み」と言われる条件の多くは、優先順位が決まっていないことから来ていると感じます。 譲れない3つを決めておけば、条件を下げなくても相手は選びやすくなります。くわしくはアラフォーが婚活で高望みをする理由で紹介しています。
離婚歴や子どもがいる場合の伝え方
離婚歴や子どもがいることは、プロフィールの段階で正直に書いておく方が、あとのすれ違いを防げます。 2024年に結婚した40代の妻の約半数は再婚なので、離婚歴があることは特別なことではありません。
再婚活の進め方や、離婚歴・子どもの伝え方は、マッチングアプリは40代バツイチでも再婚につながる?で詳しく紹介しています。
40代の婚活で失敗しやすいのは?高望み・焦り・同時進行

40代の婚活で失敗しやすい例を知っておくと、同じつまずきを避けられます。
焦って相手を決めてしまう
「早く決めなければ」と焦ると、価値観が合うかを確かめないまま話を進めてしまいがちです。 期限を決めることと、焦って決めることは別のことです。
同時進行で疲れてしまう
複数の相手と同時にやりとりすること自体は珍しくありませんが、人数が多すぎると一人ひとりに向き合えなくなります。 同時に会うのは2〜3人までにしておくと、疲れにくくなります。進め方は婚活アプリを同時進行で使うのは可能?も参考になります。
婚活をやめるかどうかの判断を先延ばしにする
疲れたときは、休む期間を決めて一度離れるのも一つの方法です。 期限を決めておけば、休んだあとにまた始めやすくなります。
40代の婚活に関するよくある質問
Q. 40代から婚活を始めても結婚できますか?
A. 結婚している40代は毎年数万人います。2024年に結婚した40代は夫約3.6万人、妻約2.6万人でした。自分に合う方法を選び、期限を決めて動くことが大切です。
Q. 40代の婚活はアプリと結婚相談所のどちらがいいですか?
A. 費用を抑えて多くの人と会いたいならアプリ、結婚に真剣な相手と効率よく会いたいなら結婚相談所が向いています。両方を組み合わせる人もいます。
Q. 40代の婚活にはどのくらいの費用がかかりますか?
A. 1年の目安は、アプリ(男性)で約2〜3万円、自治体の結婚支援で2年分の登録料が約1〜1.5万円、結婚相談所では大手の例で約35万〜57万円です。料金は各公式サイトで確かめておくと安心です。
Q. 45歳を過ぎると婚活パーティーに参加できませんか?
A. 45歳までなど年齢の上限がある会は多いですが、年代を指定した40代・50代向けの会もあります。年齢の上限がないアプリや結婚相談所と組み合わせると、出会いの機会を保てます。
Q. 40代バツイチでも婚活はできますか?
A. できます。2024年に結婚した40代の妻の約半数、夫の約46%は再婚でした。離婚歴は最初から正直に伝え、再婚に理解のあるサービスを選ぶと進めやすくなります。
Q. 婚活を周りに知られたくありません。
A. アプリはニックネームで表示されるものもあります。結婚相談所や自治体の結婚支援を使う場合は、個人情報の扱いを入会前の面談で確かめておくと安心です。
まとめ|40代の婚活は方法選びと期限の決め方で結果が変わる

40代の婚活は遅くありません。2024年には男女で約6万人の40代が結婚しています。うまくいくかどうかは、年齢より、方法の選び方と期限の決め方で変わります。
譲れない条件を3つ決め、1年などの期限を決めて、自分に合う方法から始めてみませんか。 結婚に真剣な相手と出会いたい方は、まず結婚相談所を比べてみるのがおすすめです。



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